獣害対策として広瀬川河川敷周辺にてサーマルドローンの運用検証を行いました
- 5月31日
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BlueDroneでは、広瀬川河川敷周辺にて、サーマルカメラ搭載ドローンによる確認飛行・運用検証を行いました。
今回の目的は、河川敷・水際・林縁部において、通常の可視光カメラと赤外線サーマル映像で見え方にどのような違いがあるのかを確認することです。
河川敷や林縁部は、草木や地形の影響により、地上からでは確認しづらい場所もあります。そのような環境において、ドローンによる上空確認やサーマル映像による熱源把握が、獣害対策や災害時の初動確認に活用できるかを検証しました。
可視光映像と赤外線サーマル映像の比較
今回の飛行では、可視光映像と赤外線サーマル映像を比較しながら、河川敷・水際・林縁部の見え方を確認しました。
通常のカメラでは同じように見える場所でも、赤外線サーマル映像では温度差によって違った見え方になります。特に、水際、草地、林縁部などは、上空から確認することで地形や周辺状況を把握しやすくなる場面がありました。
サーマルドローンは、対象を直接発見するためだけでなく、地上から確認しにくい場所の状況把握や、現場判断を補助する手段として活用できる可能性があります。
熊捜索AIも活用した映像確認
今回の運用検証では、サーマルドローンによる映像確認に加え、熊捜索AIも活用しました。
ドローン映像やサーマル映像を人の目だけで確認するのではなく、AIを補助的に活用することで、将来的には確認作業の効率化や見落とし防止につながる可能性があります。
ただし、AIによる判定はあくまで補助的なものであり、最終的な確認や判断には、現場状況・映像確認・安全管理を含めた総合的な判断が必要です。
AIカメラ・定点カメラとの連携は今後の検討テーマ
周辺には、仙台市が他事業者と設置したAIカメラ・定点カメラ等もありますが、今回の飛行はそれらのカメラと直接連携して実施したものではありません。
今回の飛行は、BlueDroneによるサーマルドローン単体での運用検証です。
一方で、今後の獣害対策においては、既設のAIカメラ・定点カメラ等による定点監視と、サーマルドローンによる広域確認を組み合わせることで、熊などの大型野生動物の早期把握や、河川敷・公園周辺における初動確認に活用できる可能性があります。
固定カメラによる定点監視と、ドローンによる機動的な上空確認を組み合わせることで、より実用的な獣害対策モデルの構築につながると考えています。
今後はスピーカー音声による注意喚起・接近抑制も検討
今回の確認飛行では、スピーカー音声による運用は行っていません。
今後の検証テーマとして、サーマルドローンによる確認飛行に加え、スピーカー音声を活用した注意喚起や接近抑制の運用についても、安全性と有効性を確認しながら検討していきたいと考えています。
獣害対策では、単に「見つける」だけでなく、周辺利用者への注意喚起や、関係機関への迅速な情報共有も重要になります。ドローンに搭載できるスピーカーやライトを活用することで、現場対応の選択肢を広げられる可能性があります。
安全管理と事前連絡
今回の飛行は、関係各所への事前連絡を行い、河川上空に限定して実施しました。
また、第三者の安全確保、飛行範囲の限定、周辺施設・利用者への配慮、プライバシーへの配慮を行ったうえで確認飛行を行っています。
BlueDroneでは、ドローンを活用する際、単に映像を撮影するだけではなく、現場環境、安全管理、関係機関との連携を重視しています。
総括
今回の広瀬川河川敷周辺での確認飛行は、獣害対策や災害時の初動確認に向けたサーマルドローン運用検証として実施しました。
可視光映像と赤外線サーマル映像を比較することで、河川敷・水際・林縁部における見え方の違いや、上空から確認することの有効性を確認することができました。
また、熊捜索AIも活用し、ドローン映像やサーマル映像を補助的に解析することで、今後の獣害対策や災害時対応に活用できる可能性を感じています。
今後もBlueDroneでは、サーマルドローン、AI、スピーカー音声、現場での安全管理を組み合わせながら、地域の安全に役立つ実践的な運用方法を検証していきます。


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