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「FPVドローンはなぜ日本でまだ知られていないのか?世界比較と未来予測」

  • tsasakiflow
  • 8月25日
  • 読了時間: 4分

〜世界との比較と、僕が見据える未来〜


ドローンという言葉は、今では多くの人が耳にしたことがあると思います。空撮映像はテレビやYouTubeでも当たり前のように使われ、建築現場や農業、防災など幅広い分野で活用が進んでいます。しかしその中で「FPVドローン」と聞いて、すぐにイメージができる人はまだ少ないのではないでしょうか。

FPVとは “First Person View” の略。小型ドローンに搭載されたカメラの映像をゴーグルで見ながら操縦することで、人が空間を飛び回っているような臨場感あふれる映像を撮影できます。これまでのドローン映像が「上空からの眺め」だったのに対し、FPVは「空間そのものを駆け抜ける体験」を生み出せるのです。


世界で広がるFPV文化

実は、海外ではすでにFPVは映像表現のスタンダードになりつつあります。

  • アメリカでは、FPVドローンはまず「レース文化」から広まりました。屋内外のコースを高速で飛び回る競技が人気を集め、そこから映像クリエイターが応用するようになった流れがあります。映画やスポーツ中継、音楽PVでも次々と採用され、観客を引き込む迫力を生んでいます。

  • 中国は言わずと知れたドローン産業の中心地。産業用から映像用まで幅広い開発が進み、FPVもその一部として製品化や量産化が進んでいます。低価格かつ高性能な機体が次々と登場し、クリエイターの裾野が一気に広がっています。

  • ヨーロッパでは、観光プロモーションや建築映像においてFPVが積極的に導入されています。歴史的な建物の内部を縦横無尽に飛び抜けたり、美しい街並みをシームレスに駆け抜けるような映像が制作され、旅行者に「行きたい」という気持ちを直感的に届けています。

一方で、日本ではどうでしょうか。ドローン自体は知られているものの、FPVドローンはまだ「知る人ぞ知る存在」。認知度が低いために、建築や不動産、観光の分野でも本格導入が進んでいないのが現状です。


だからこそ「先取りのチャンス」

僕は飲食店を経営しながらSNS運用を行ってきました。お店の宣伝やブランディングのために、写真や動画を発信することは欠かせません。その経験を通して痛感したのは、映像はただ「撮る」だけでは意味がなく、「どう編集して届けるか」がすべてだということです。

FPVドローンは、その点で非常に強力な武器になります。例えば不動産や宿泊施設なら、ただ外観や室内を静止画で紹介するのではなく、FPVで「導線を歩くように見せる」ことができる。これは紙の広告や写真では絶対に表現できない体験です。

そしてSNSとの相性も抜群です。InstagramやTikTokのような短尺動画プラットフォームでは、数秒で人を惹きつけられるかが勝負。FPVの疾走感や没入感は、まさにSNS時代にフィットしています。僕自身も飲食店運営を通してSNSの編集・発信に強みを持っていますが、そのスキルとFPVを掛け合わせることで「撮影から編集、発信まで一気通貫で提供できる」点は大きな差別化になると感じています。


FPVドローンは確実に来る。だが日本は少し遅れる。

僕の肌感覚として、FPVドローンは必ず日本でも主流になっていきます。ただし、浸透には時間がかかるでしょう。理由はシンプルで、「知られていないから」。技術としてはすでに成熟していますが、まだ業界内でも「何それ?」という反応が多いのが現実です。

だからこそ、今この段階で知っている人、導入を検討できる人には圧倒的な先行者メリットがある。僕はそう考えています。

建築、不動産、観光、イベント、飲食…。どの業界でも「人に来てもらう」「人に体験してもらう」ことが重要です。FPVはその入口で大きな役割を果たせる映像手法です。


最後に

FPVドローンは、まだ日本ではニッチで珍しい存在。でも世界を見れば、それはもう当たり前の技術になりつつあります。「知っているか知らないか」だけで、数年後の差は大きく開くはずです。

僕はこれからもFPVドローンを活用し、SNS編集の強みを活かしながら、その魅力を広げていきたいと思っています。もし少しでも「面白そうだな」と感じた方は、ぜひ一度FPV映像を体験してみてください。きっと、映像の未来を感じられるはずです。


ree

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