社会人のスタートは送電線工事
- tsasakiflow
- 6月27日
- 読了時間: 2分
こんにちは、BlueDroneの青屋です。 今日は、僕の過去の仕事と、その中で得た経験が今のドローン事業にどう活かされているかについて、少しお話ししたいと思います。
送電線工事からのスタート
僕のキャリアのスタートは、実は送電線工事でした。
当時、家出をしていた僕にとって、住み込みで働ける職場はそこしかなかったというのがきっかけです。グレていたわけではありませんし、もちろん前科もありません(笑)。
単純に、親と合わなかっただけです。「敷いたレールの上を走れ」という父とは、どうしても価値観が合わず、僕は自分の道を選びました。
でも、そんな父のおかげで礼儀や挨拶にはとても厳しく育てられたので、現場でもその点はよく褒められました。「お前なんでこんな仕事してるの?」とよく聞かれましたが、先輩たちにはそれなりに評価されていたと感じています。
初めての現場と人間関係
最初の現場では、何もかもが分からず、とにかく怖かったです。刺青の入った先輩もちらほらいましたが、皆、仕事には真面目で職人気質。
茨城・千葉・栃木などの現場を回りながら、僕は「鉄塔の電線張り替え」という、非常に特殊な作業に携わっていました。
この仕事では、ワイヤーやロープの扱いが命。それは後々の仕事や趣味の登山・猟友会での狩猟にもつながっていく、大きな財産になりました。
山奥での索道作業と貴重な体験
送電線の仕事は、常に山の中。だって鉄塔ですから(笑)。
特に大型の現場になると、荷物を運ぶための“索道”という設備を使います。索道とは、簡単に言うと簡易リフトのようなものです。椅子ではなく、フックが付いていて、そのフックに荷物をかけて上まで運ぶ仕組みです。
ここで一つ課題がありました。
通常のリフトと違い、上には人がいないため、どこで止めればいいのかが下の操縦者にはわからないのです。
そこで僕がやるのは、トランシーバーを片手に全力ダッシュ。まじで本気のダッシュです(笑)。そしてそれが早いと褒められるわけです。
あれは本当にうれしかったなー。
今回はこの辺にします。
今後も、過去の仕事の中で得た経験などを少しずつ紹介していけたらと思います。

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